腰痛について
- 1. 腰を前に倒す、後ろに反らす、横に倒す、回旋で痛む場合は?
- 筋、骨格系に異常があることが多いです。
椎間板ヘルニア(※1)や、脊柱管狭窄症(※2)、筋肉の急性ねんざ等が考えられます。(※3)
- ※1 椎間板の線維輪に亀裂が生じ、中の髄核が後方に突出して神経根や脊髄を圧迫する病態をいう。
腰痛の他に下肢の神経痛やしびれがある。 - ※2 脊柱管を走行してている神経組織が圧迫され神経症状が生じる病態をいう。主に加齢による変形、椎間関節の変形、靭帯の肥厚、骨棘の形成といった事により、脊柱や脊柱周囲の組織が圧迫される、下肢の疼痛、坐骨神経痛、しびれ、下肢の筋力低下、尿失禁、間欠性跛行などか現れる。
- ※3 治療院で扱えるのはここまでです。
- 2. 動作時に痛みがあまり出ない、
前屈して体を丸めると痛みがやわらぐ場合は? - 内臓からくる痛みが多いです。
この場合は、治療院ではなく、内科を受診しましょう。
- 3. 二日以上ひどい痛みが続き、痛みで寝られない、
痛みが増す、発熱や冷や汗が出る、といった場合は? - すぐに整形外科を受診しましょう。